ver.1.13.1

スパイラルを利用した設計・構築をもっと軽くしたい!

スパイラルの開発機能、API・PHPを利用してアプリケーションを構築する際のプログラムはできるだけシンプルに、バージョン1.13.1では、こういった開発者の声を反映し、これまで以上に少ないコードでアプリケーション構築を行うことでできるよう必要な関数を見直す改善を実施しました。これにより、アプリケーション開発時の設計・開発工数削減に貢献します。

開発機能強化

1.更新登録(スパイラルAPI・スパイラルPHP)

「レコードを『更新登録』『一括更新登録』」
これまでは、登録するレコードが既に登録されているかどうかを確認し、「登録されていれば更新を、登録されていなければ新規登録」と処理の分岐を入れるなど、複雑な処理を設計・構築する必要がありました。
新しい関数を使うことで、設計・構築の工数削減につながるだけでなく、APIリクエストも削減できるようになります。あわせて、一回のリクエストで1000件まで更新登録も行えるようになるため、外部システムとの会員データ連携する場合など、これまで以上に容易に実現しやすくなりました。

2.一括更新(スパイラルAPI・スパイラルPHP)

「レコードを『一括更新』」
DBのデータを更新する際、これまでは、1レコードずつ処理する必要があり、複数レコード更新が必要な場合、件数分処理を走らせる設計を強いていました。
新しい関数を使うことで、一回のリクエストで1,000件まで一度にデータ更新できるようになるだけでなく、エラー発生時の考慮も含めて、設計・構築が容易になり、工数削減が望めます。

3.全件取得(スパイラルPHP)

「検索レコードを一度に全取得」
スパイラルPHPでDBのレコードを検索する場合、これまでは一度に取得できるレコードに1,000件の上限があり、1,000件以上のデータを取得するには、複数回取得する処理を走らせる必要がありました。
新しい関数では、検索条件に合致した全レコードを取得できる(※)ようになります。システム間でのデータ同期など、件数を気にせずに取得したい場合など、これまで以上に柔軟な設計・構築が容易になります。

※PHPがタイムアウトする30秒以内に完了する場合

4.クリックカウント設定(スパイラルAPI)

「クリックカウントを外部から設定可能に」
これまで、メールの一斉配信を外部からAPIで設定することはできましたが、配信文面のURLクリック数を取得するクリックカウントは外部から設定することができず、管理画面にログインが必要でした。
配信設定とクリックカウント設定、配信後のログの取得までを外部システムから実行できるようになるため、外部アプリケーション上に独自の配信画面を置いたり、外部ツールと連携しての配信成果分析が、これまで以上にやりやすくなります。

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