ver.1.11.4

SPIRAL アプリセンター

スパイラル®は、DB、フォーム、一覧表などの設定オブジェクトを、利用用途に応じて「アプリ」として自由にパッケージングできます。パッケージングされたアプリは、業務に必要な操作メニューやユーザーに提供するWebのトップ画面など、様々なアクセシビリティを追加できます。アプリ化することで、ユーザーはWebアプリケーションを簡単に使えるようになります。

今回のスパイラル®ver.1.11.4では、「SPIRAL アプリセンター」を通して、ユーザーやデベロッパーが安心してスパイラル®上でアプリを開発、提供できる環境を提供します。SPIRAL アプリセンターは、パイプドビッツがクラウド上で提供し、ユーザーやデベロッパーはアプリの受け渡し、バックアップ管理、バージョン管理を行えます。SPIRAL アプリセンターを利用することで「アプリ」の著作権が明示でき、その信頼性が保証されます。

リポジトリはアプリを共有できるコインロッカー。許可した人にだけ渡せます。ユーザーはその日から運用可能に。

これまで、デベロッパーが開発したアプリを利用するには、ユーザーは一旦ローカル環境にアプリをダウンロードする必要がありました。この場合、アプリを転売されたり、改ざんされたりするリスクが考えられます。アプリセンターでは、アプリをローカル環境にダウンロードすることなく、クラウド上でアプリの受け渡しが可能です。
開発者、ユーザー双方が安心してアプリを使える環境が整いました。

スパイラル®の操作画面からSPIRAL アプリセンターへ。

操作画面のアプリグループからSPIRAL アプリセンターにアクセス。
新規作成をクリックし、開発済みのアプリを選択してリポジトリを作成します。

共有したいユーザーの「接続キー」を登録して、権限を付与。

SPIRAL アプリセンターの設定メニューから、接続キーを発行できます。接続キーは、 アカウントに紐づいており、暗号化された文字列+任意の値で構成されています。
アプリ開発者は配布したいユーザーから接続キーを受け取り、リポジトリごとに接続キーを登録し、権限を付与します。


バージョンごとにコピーライトを記録し、著作権を管理。開発者は著作権が守られ、ユーザーは開発者が明らかなアプリを安心してインポート。

アプリはコミット(更新内容を確定)することで、アプリセンターにアップロードできます。コミットする際にコピーライトを登録でき、アプリ開発者の著作権を記録できます。また、コミットごとにバージョン履歴を管理できるため、バージョンで開発者が違っても、それぞれの著作権情報を確認できます。

1.お客様がリポジトリのオーナーになり、開発者にアプリ開発を依頼する。


2.デベロッパーがリポジトリのオーナーになり、アプリを開発、お客様へ納品する。


3.販売元がリポジトリのオーナーになり、開発者に開発を依頼、お客様へ販売する。


4.リポジトリをバックアップとして利用する。

0.SPIRAL アプリセンターへのアクセス

スパイラル®のログイン画面からログインし、「アプリグループ」内に設置されたSPIRAL アプリセンターのリンクボタンからアクセスできます。


1.リポジトリへのアクセス権限

SPIRAL アプリセンターは、ご契約のスパイラル® アカウントごとに管理されています。
スパイラル® ユーザーは、自分のアカウントに紐づいたSPIRAL アプリセンターに「アドミン」としてリポジトリを作成できます。 また、ほかのアカウントのユーザーから各権限を付与されることで、そのアカウントが保有するリポジトリにアクセスできます。

名称権限内容
アドミン権限(admin)リポジトリの作成、削除
インポート、コミットの許可
開発権限(rw)アプリのインポート、コミット
ユーザー権限(r)アプリのインポート

2.通知メール

以下の通知メールをスパイラル® アカウントへ配信します。
[ ver.1.11.4~ ] 利用規約の同意、アクセス権限の追加、変更、削除
[ 次回以降のバージョンリリース~ ] リポジトリ作成、アプリのインポートおよびコミット


3.制約事項

リポジトリを削除した場合、当該リポジトリ作成時に選択したアプリと同一のもので、再度リポジトリを作成することはできません。