ver.1.11.1

Webの表現力が無限に広がります。

Webの表現力が無限に広がります。

スパイラル®は一覧表や登録フォームなどのWeb機能を、HTML編集することでフルカスタマイズできるプラットフォームです。今回の1.11.1では、カスタマイズ性を向上させるために、HTMLと相性が良いPHPを使えるようになりました。Web機能に設置したPHPプログラムからAPIでスパイラル®にコールし、データベースへのインサートやアップデート、メール機能の操作などができます。もちろん外部アプリケーションにもAPIでコールすることができます。例えば、自社ホームページにニュースを投稿すると同時に、メールが自動配信され、Facebook、Twitterにも同時に投稿することができます。また、1つの受付フォームで複数セミナーの締め切りを動的に表示したり、登録フォームで他のDBの情報を呼び出して値を引き継いだりなど、今までにない動的でリッチなWebページを作成できます。

SPIRAL®とPHPの組み合わせで広がる新しいWebアプリケーションを体験してください。

例えば顧客管理システムとしてご利用の場合、管理者に見せたいページと一般社員に見せたいページは異なってきます。今まではそれぞれにマイエリアを発行して、2つのフローを設定しなければなりませんでしたが、PHPを使うことでフィールドの属性に基づいて表示を動的に制御できます。

簡単\カスタマイズ、システム連携。

PHPプログラムを単体で実行できる「カスタムプログラム」を使えば、プログラムの実行環境をわざわざ用意する必要はありません。「カスタムプログラム」内にPHPプログラムを設置して、即時実行したり、スパイラルAPIから呼び 出すことが可能です。設置されたプログラムは外部アプリケーションからもAPIをコールできますので、あらゆるシステムと連携することができます。 また、セキュリティ面を考慮し、一部のPHP関数に制限を設け、さらに無限ループプログラム実行時のサーバー負荷防止対策として、PHPの最大実行時間を30秒にしております。PaaSの利便性を保ちながら、安定したパフォーマンスを提供します。

さまざまなサービスでAPIが公開されていますが、 これらの公開APIを利用したアプリケーションを構築できます。 例えば、15分に1回情報が更新されている天 気予報APIからデータを取得し、雨が降りそうな地 域のリストを作成します。スパイラル®の会員マスタDBにある郵便番号と一致する地域のレコードを抽出し、対象地域に雨予報のメールを配信することができます。

定期実行で毎日のルーティン業務を軽減。

「カスタムプログラム」に設定したPHPプログラムの定期実行が可能になります。 毎日データをチェックする、アップデートする、メールを送る、そんな煩わしさから解放されます。実行するタイミングは、月単位、日単位、曜日単位、時間単位、15分単位から自由に組み合わせて設定できます。また、定期実行ログは最大100件記録され、実行完了時やエラー発生時にはメールで通知されますので、ルーティン業務を安心してスパイラル®に任せることができます。

「カスタムプログラム」に定期実行のPHPプログラムを設置すれば、 毎朝7時に在庫確認DBをチェックして、 在庫が0だった場合に通知メールを送信することができます。 スパイラル®のコンポーネント(機能) を使えば、DBへのアクセスやメール配信が簡単にできます。たった数十行のプログラムコードで実装できます。